当会について
徳島県公認心理師・臨床心理士協会とは
徳島県公認心理師・臨床心理士協会は、徳島県在住、在勤の臨床心理士または公認心理師で構成される職能団体です。会員の相互交流を通して情報交換を行い、資質および技能の向上をはかり、徳島県のみなさまの心の健康に寄与することを目的として活動しています。
会長挨拶
1988年に最初の臨床心理士が誕生してから30年以上の時が経過し,2018年には心理職として初めての国家資格である公認心理師資格が行われました。そのなかで,2020年2月に私たち徳島県臨床心理士会は,徳島県公認心理師・臨床心理士協会と名前を改め,新たにスタートを切りました。当協会の会員も,臨床心理士・公認心理師の両方の資格を持つ者,臨床心理士のみを持つ者,公認心理師のみを持つ者といったように様々な会員が存在するようになりました。
現代社会の中で,こころの健康の保持増進に関する関心とニーズは非常に高いものであり,私たち臨床心理士・公認心理師が果たすべき役割は非常に大きいものだと考えています。心理職として,資格の取得はあくまでも専門家としてのスタートであり,その資格が,自分の中だけでなく世の中にとって意味あるものとして存在し続けるためには,自らがその意味を問い直し続けることが大切です。臨床心理士も,公認心理師も,それぞれが違った意味で,その意味を強く問われる時期にきていると思います。そして,資格を持った者は時代のニーズに応えられるように専門家として研鑽し続けることが重要です。このような状況を考えると,それぞれの自治体で資格について語り合い,専門家として研鑽し続けることができる場が保障されていることの重要性と,本協会の存在意義を改めて感じているところです。
徳島県公認心理師・臨床心理士協会は,心理職として県民の皆様をはじめ,様々な方に意味のある心理支援を届けるためにさらに発展していきたいと思っています。
徳島県公認心理師・臨床心理士協会
会長 小倉 正義
沿 革
- 1994年 徳島県臨床心理士会 発足
- 初代会長 安好博光 就任 (会員数9名)
- 1996年 二代目会長 森谷寛之 就任
- 2000年 三代目会長 田中雄三 就任 (会員数37名)
- 2001年 四代目会長 阪武彦 就任
- 2002年 五代目会長 笠井達夫 就任
- 2003年 六代目会長 山下一夫 就任
- 2007年 七代目会長 入谷好樹 就任
- SCCIT設立(学校現場の緊急支援チーム)
- 2008年 八代目会長 山下景子 就任
- 職能領域部会設置
- (医療保健領域,学校教育領域,福祉領域,非行・犯罪,被害者支援領域の4領域)
- 2009年 ホームページ開設
- 2011年 災害対策チーム 設立
- 2012年 九代目会長 山下一夫 就任
- 2014年 十代目会長 葛西真記子 就任
- 2016年 十一代目会長 吉井健治 就任(会員数199名)
- 2018年 十二代目会長 山本真由美 就任(会員数236名)
- 会員資格に公認心理師を追加
- 徳島大学に事務局移転(これまでは鳴門教育大学)
- 2020年 徳島県公認心理師・臨床心理士協会に名称変更
- 職能領域部会を5領域に変更
- (保健医療領域,教育領域,福祉領域,司法・犯罪領域,産業・労働領域)
- 白寿会に事務局移転
- ホームページリニューアル
- 十三代目会長 小倉正義 就任 (会員数266名)
組織および役員
会長(1名)、理事会(5名)、事務局、職能領域部会(5領域)の代表が運営にあたっています。
【組織図】
徳島県公認心理師・臨床心理士協会 役員
会 長 | 小倉 正義 |
副会長・事務局 | 福森 崇貴 |
理事(研修) | 青木 千秋 |
理事(倫理) | 桑内 敬子 |
理事(広報) | 小西 友 |
理事(事務局) | 甲田 宗良 |
職能領域別部会
- 医療・保健部会
医療・保健部会には、医療機関や保健センターで働く公認心理師・臨床心理士が所属しています。総合病院、精神科病院、小児科等々、働く場所は様々で、また小児から高齢者まで、対象となる年齢や病態も多様な領域です。昨今は、うつや自殺予防、HIV、アディクション、高齢化問題・働く人の復職支援(リワーク)など専門的にかかわるケースも増えています。また、様々な領域の心理師や異なる職種の方々と連携しながら動くことを求められることもあります。
部会では臨床に役立つ研修や、地域医療チームを目指した病院・クリニック連絡協議会、育成を目的とし大学と連携した実習生会議などを行っています。
人々の心の健康回復、増進のため情報共有や活動を行い、心理職がチーム医療の一員として貢献できるよう、努めていきたいと思います。
- 教育領域部会
教育領域部会の活動としましては、教育領域で働く臨床心理士・公認心理師のための研修等を行っています。研修等においては、心理臨床家として、人そのものや人の“こころ”という偉大で不可思議なるものに向かい合う敬意と、それに対して誠実に接する姿勢を学んでいくことを目指しています。
今後とも部会員の先生方の意向を伺いながら建設的な研修を行っていきたいと思います。
- 福祉領域部会
本部会は、福祉領域で働く臨床心理士・公認心理師の相互交流・研鑽、相互支援をはかることを目的に、活動を行っています。福祉領域と一言でいっても、児童相談所、児童養護施設や乳児院など社会的養護に関わるもの、発達障害児・者をはじめとした障害者支援、子育て支援、高齢者支援等、その範囲は多岐にわたります。本部会では、こうした様々な福祉領域で活躍する心理職が所属し、交流や情報交換を重ねています。また、会員の研鑽の場として、年に一回講師をお招きしての研修会を開催しています。今後も引き続き、部会員のニーズに合わせて、会の活動を柔軟に広げていきたいと考えています。
- 司法・犯罪領域部会
司法・犯罪領域部会では、少年の非行・犯罪にかかわる活動と被害者支援の活動を行っています。非行・犯罪領域では、刑務所等の矯正施設や警察本部少年サポートセンター等の県内関係機関と連携して活動し、被害者支援領域では、徳島被害者支援センターや徳島県警察等と連携して被害者等を支援する活動を行っています。また、研究会・学会等での発表や各種研修会への参加、さらには当領域で活躍されている講師を招聘して自己研鑽を積むと同時に、研修を通じて徳島県内外の心理士(師)同士の関係の強化を図っております。
- 産業・労働領域部会
今春、徳島県公認心理師・臨床心理士協会設立に伴い、産業・労働領域部会がスタートしました。
産業・労働領域では、様々な業界に勤務する労働者とそのご家族へのご支援のほか、組織におけるメンタルヘルス対策づくりやストレスチェック実施支援、職場復帰支援、セルフケア・ラインケア教育・研修など、労働者の不調予防や健康度向上、そして働きやすい職場環境づくりに向けて、個人と組織、双方への視点を持って、支援業務に関わっております。
これまでの産業・組織領域グループとしての活動を経て、今後は、16名の部会員の皆様と共に、良きチームづくりに向けて一歩ずつ努力してまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
- スクールカウンセラー委員会
スクールカウンセラー委員会は、県内で学校臨床に携わるスクールカウンセラーによって構成されています。
今、スクールカウンセラーには予防教育や緊急支援など、多様で高度な力量が求められています。当委員会では全ての会員の技能の向上を目指して、研修会の企画・実施に力を注いでいます。また、全ての会員が学校や地域における心の支援活動がスムーズに行えるよう、徳島県教育委員会やその他の関係機関との連携を大切にしながら、必要な情報を共有できる体制を整えています。
会員相互のよりよい関係性の中で切磋琢磨しながら、子どもたちの健やかな心の成長に寄与できるよう、委員会活動を行なっています。
- 災害対策・被害者支援チーム
災害対策・被害者支援チームは、徳島県臨床心理士会(当時)の被害者支援、教育、福祉、医療の各領域からの有志5名によって2011年に立ち上がりました。現在では、協会内の全職能領域別部会からメンバーをむかえ、活動を行なっています。設立以来、勉強会や災害支援に関係するシンポジウムの開催、災害関係の研修会の企画運営などを通して、微力ながら徳島県内での災害支援体制の構築のお手伝いを行なってきました。今後はさらに、県内外の災害関係機関などとの連携強化をはかり、顔の見える関係づくりを目指していきます。
規約・倫理規定
徳島県公認心理師・臨床心理士協会の各種規約・細則は下記のPDFデータをダウンロードしてご確認ください。
入会のご案内
徳島県公認心理師・臨床心理士協会は、会員数286名(2022年5月現在)です。
当会は、専門性を高めるための相互研修を行っており、会員に向けた定期的な研修会(年3回)を実施しています。新人研修や部会ごとの研修会なども、不定期に行っております。会員には、これらの当会が主催する研修や全国の研修、就職情報、など、会員にとって有益な情報提供を行っています。徳島県内に居住、または勤務している臨床心理士・公認心理師の皆様のご入会を心から歓迎いたします。
正会員入会資格
- 徳島県在住または在勤の「臨床心理士」、または「公認心理師」有資格者
- *どちらか一方の資格のみでも入会できます。
- 入会金 3,000 円, 年度会費 6,500円
- 正会員入会申込書 PDF PDF 正会員入会申込書 MS-Word Word
- 正会員変更届 PDF PDF 正会員変更届 MS-Word Word
賛助会員入会資格
- 徳島県内の臨床心理学を専攻する大学院に籍を置く者
- 前項の大学院修了後「臨床心理士」及び「公認心理師」の資格取得を目指す者
- 理事会によって認められた者
- (個人) 年度会費 2,000 円
- (団体) 年度会費 10,000 円
- 賛助会員入会/変更申込書 PDF PDF 賛助会員入会/変更申込書 MS-Word Word
入会手続き方法
- STEP1
- 本サイトから入会申込書をプリントアウトし、必要事項をご記入後、正会員入会希望の場合は臨床心理士資格登録証明書(資格認定協会から送付されたカードのコピー)、公認心理師登録証のコピーを同封して、郵送して下さい。
- *他県臨床心理士会からの転入の場合、在会証明書もお送りください。入会金が免除されます。
- STEP2
-
理事会で承認後、審査結果とHP会員ページログインパスワード(正会員のみ)を事務局から封書にて送付し通知致します。
- STEP3
- 通知をお受け取り後、下記の口座に正会員の場合は入会金と年度会費(計9,500円)、賛助会員の場合は年度会費(2,000円)をご入金下さい。
- *他県臨床心理士会からの転入の場合、在会証明書をお送りいただくと、入会金が免除され、年度会費のみ(6,500円)となります。
送付先:
- 〒770-0861
- 徳島県徳島市住吉四丁目11番10号
- 阿波老人ホーム白寿園内
- 徳島県公認心理師・臨床心理士協会 事務局 宛
振込先:
- 【郵便振替】
- 口座番号: 01680-6-29692
- 口座名義: 徳島県公認心理師・臨床心理士協会
(トクシマケンコウニンシンリシ リンシヨウシンリシキヨウカイ) - 【他銀行からの振込】
- 銀行名:ゆうちょ銀行
- 支店名:一六九 店(イチロクキユウ店)
- 口座種類:当座預金
- 口座番号:0029692
- 口座名義:トクシマケンコウニンシンリシ リンシヨウシンリシキヨウカイ
- *受領書が領収書の代わりとなりますので、お手元に必ず保管下さい。
- *入会手続きを完了するためには、入会申込書の受付・入会金及び年度会費入金の確認をもって入会手続きを行います。どちらか一方では、会員登録は完了となりませんので、ご注意下さい。
- *入会は随時受け付けております。ただし、当該年度(当年4月1日~次年3月31日)中の申し込みは当該年度からの会員登録となりますので、年会費も当該年度の分として受理します。
- *入会後、申込書の内容に変更があった場合も、同様に届出をしてください。
- *賛助会員から正会員に変更時も、速やかに同様の届出をしてください。
退会について
- 転居、転勤等により退会される場合は、所定の退会届に必要事項をご記入後、郵送して下さい。
- 在会証明の発行が必要な場合は、退会届にその旨記載して下さい。
- 退会届 PDF PDF 退会届 MS-Word Word
休会・復会について
- 休会届を提出する事により、休会することができます。
- 休会中は,会費納入の必要はありません。休会中は,一斉配信メールを受け取ることができますが,協会主催の研修会や勉強会(会員対象のもの)にはご参加頂けません。
- 復会する際は,別添の「復会届」を作成の上,復会を希望する年度の4月15日までに事務局までご連絡ください。
- 休会届 PDF PDF 休会届 MS-Word Word
- 復会届 PDF PDF 復会届 MS-Word Word
事務局
- 住 所
- 〒770-0861
徳島県徳島市住吉四丁目11番10号
阿波老人ホーム白寿園 3階